エコキュートを買い換えて補助金を貰おう!給湯省エネ事業を実例で解説!

生活

給湯省エネ事業って何?
そうお思いの方が多数いらっしゃいますよね。申請にはややこしい書類とか必要なんじゃない?など、いろいろお悩みの方が多いと思います。

この記事では実際にエコキュートを買い替え、補助金を申請した事例をご紹介します。
せっかく買い替えるなら補助金を申請して貰ったほうがお得ですよね。我が家の実例ですが、簡単にご説明致します。少しでもご参考になればと思います。

簡単に給湯省エネ事業を解説

「給湯省エネ事業」とは、家庭のエネルギー消費のうち大きな割合を占める給湯分野において、高効率給湯器(エコキュートなど)の導入支援を行い、その普及拡大によって「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」達成に寄与することを目的としています。
各家庭に対して省エネに取り組んでもらうことで、エネルギー消費量を減らして、地球環境保護に貢献しよう。というエネルギー政策のひとつです。

家庭のエネルギー消費の内訳は?

資源エネルギー庁による平成 30 年度電力需給対策広報調査事業の結果によると、消費電力の内訳のうち、
エアコン(冷房:6.8%、暖房:13.5%)、冷蔵庫(19%)、照明(11.2%)、給湯(12.1%)の4つの家電で全体の60%以上を占めています。

こうやって見ると省エネを国が推奨する意味もわかりますね。

家電 割合
エアコン(冷房) 6.80%
エアコン(暖房) 13.50%
冷蔵庫 19.00%
照明 11.20%
給湯 12.10%
炊事 9.40%
洗濯機・乾燥機 2.70%
テレビ・DVD 5.30%
待機電力 6.90%
その他(温水便座・パソコン・ルーター含む) 13.10%

参照⇒平成 30 年度電力需給対策広報調査事業|経済産業省エネルギー庁

「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」って何?

日本のエネルギー政策の基本的な方向性を示すもので、エネルギー政策基本法に基づき政府が策定しています。2021年10月22日に第6次エネルギー基本計画が閣議決定され、脱炭素化に向けた世界的な潮流、国際的な動向、国内のエネルギー需給状況等を踏まえ、2030年度におけるエネルギー需給の見通しを示しています。

日本のエネルギー政策 〜2030年、2050年に向けた方針〜 | 日本のエネルギー事情と原子力政策 

2030年度の新たな温室効果ガス排出削減目標として、2013年度から46%削減することを目指し、さらに50%の高みに向けて挑戦を続ける新たな方針が示されました。また、再生可能エネルギーの導入拡大や原子力発電所の再稼働等も含まれています。

補助金の金額はいくら?

給湯省エネ事業でもらえる補助金は給湯機1台につき5万円です。
もちろん、どんな製品でもよい、というわけではありません。
国が定めた基準をクリアしている製品を買い替えた場合に対象となります。

補助金対象の期間は?

契約日

補助金申請には給湯機を買い替えた際の契約書が必要です。
契約日は買い替えた日付が一般的です。

2022年11月8日~2023年12月31日まで
「補助金上限額が予算上限になれば終了(予算額300億円)

300億5万円目の方はもらえないんですね

補助金の交付申請期間

2023年3月下旬~予算の上限に達するまで
「遅くても2023年12月31日」に終了

 

補助金申請の方法は?

実際に申請するのがめんどくさいなとお思いの方、こちらは大手電気屋さんで購入すれば、申請してくれます。

もちろん自分でも申請できますが、我が家は大手「エディオン」さんで買い替えとそのまま補助金も申請してもらいました。

必要な書類と写真

  • 免許証のコピー
  • 銀行口座の情報
  • 買い替え前の写真
  • 買い替え後の写真
ちなみに買い替え前と買い替え後の写真は、実際に設置されている状態である必要があります。
古い給湯機を取り外す前に、ちゃんと写真をとっておきましょう!

 

エコキュート補助金 5万円が貰える条件

エコキュート設置で申請できる補助金は1台5万円です。
貰えるエコキュートの条件は「省エネ基準が2025年度の目標基準値以上」に限られます。

では目標基準値とは?

こちらがエコキュート(ヒートポンプ給湯機)の性能要件と、補助金対象となる目標基準値です。

 エコキュートの性能要件

2025年度⽬標の区分 2025年度
区分名 想定世帯 貯湯缶数 貯湯容量 仕様 ⽬標基準値
A 少人数 一般地 3
B 寒冷地 2.7
C 標準 一缶 320L未満 一般地 3.1
D 寒冷地 2.7
E 320L以上 一般地 3.5
F 550L未満 寒冷地 2.9
G 550L以上 一般地 3.2
H 寒冷地 2.7
I 多缶 一般地 3
J 寒冷地 2.7

参照⇒https://kyutou-shoene.meti.go.jp/materials/ecocute.html#ecocute

 

上の表を見ただけでは、よくわかりませんよね。
一番わかりやすい確認方法として「省エネ達成率のマーク「★」が緑色の給湯機(エコキュート)が補助金対象機種になります。
このマークは商品カタログで確認することができますよ。

このマークは省エネ目標基準値に対する達成率が100%のものは緑色のマーク、
100%未満の場合がオレンジ色のマークで表示されています。

参照⇒ECCJ省エネラベリング制度

 

我が家のエコキュートも買い替え&補助金申請しました!

我が家が買い替えた給湯機も無事に緑色マークが付いていました!

 

補助金の手続きに関しては、購入した家電量販店の担当者が、ちゃんと申請書面などの手配や手続きをしてくれたので、申請自体はとても簡単でした!

補助金は一旦家電量販店に入金され、我が家の口座に振替されます。
いつ頃の入金になるのか、その点も追ってレポートしていきますね♪

 

まとめ

エコキュートって高額な商品ですよね。省エネモデルだったら機械が高いと思います。
若干省エネじゃない商品が5万円安くても、しっかりと省エネのエコキュートを購入し、電気代も安いし補助金申請で5万円を還元してくれるなら、お買い得ではないでしょうか。

大手家電屋さんでも大きくアピールしております。ぜひ買い替えをご検討されているなら一度、近所の電気屋さんへ足を運んで話だけでも聞いてみてください!

  

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